トヨタの未来都市「ウーブン・シティ」が着工

富士山麓に、3種類の道路を「織り込んだ」未来都市を建設

トヨタ自動車は去る2月23日「富士山の日」に、自動運転や人工知能(AI)など最先端技術の実証実験を目的とした未来都市「ウーブン・シティ」の建設をスタートさせました(上記画像は同社のYouTube動画より)。場所は静岡県裾野市のトヨタ自動車東日本旧東富士工場跡地(約70万平方メートル=東京ディズニーランド約1.5個分)で、デンマーク出身の建築家ビャルケ・インゲルス氏が都市設計を担当。プロジェクトによると、敷地内に①完全自動運転かつゼロエミッション(排出物がない)の乗り物が高速走行する、②歩行者と低速の乗り物が共存する、③歩行者専用―という3種類の道路が網目状に織り込まれるとのこと(Woven=Weave〔織る〕の過去分詞=織られた)。この都市構想を実現させるには様々な社会課題を解決する必要がありますが、すでに約3,600もの個人・法人からその技術提携(革新)の申し出があるということです。

着工式では地鎮祭(安全祈願祭)も

インゲルス氏は、世界遺産サグラダ・ファミリア(聖家族教会)などを手がけた有名建築家アントニ・ガウディの本拠地とも言える、バルセロナ建築大学で学んだ後、オランダの建築事務所で経験を積んで独立した新進気鋭の建築家で「快楽的サステイナブル(持続可能な)都市」を標榜していることでも知られます。本プロジェクトと対照的で興味深いのは、その着工式当日に地鎮祭(その土地の守護神を祀り、土地使用の許しを得て、安全を祈る儀式)が執り行なわれたことです。最先端技術を誇る未来都市と言えども、やはり神仏にその使用許可を得る必要があったのですね。

未来都市に墓地は建設されるのか

現時点で施設等の詳細は明らかになっていませんが、トヨタ自動車の豊田章男社長いわく「ヒト中心の街」を理念とし、「人々が幸せになるために、様々なことに挑戦していく」とのこと。最初(4年以内)に高齢者や子育て世代など360人くらいから入居を始め、最終的には2,000人くらいの街に発展させるそうです。果たして、この未来都市に「死者が安らかに眠れる」あるいは「生者が死者と向き合える」墓地は建設されるのでしょうか。また建設されるとしたら、どのような墓地ができるのでしょうか。今から興味は尽きません。

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