NHK紅白歌合戦の楽曲『夜に駆ける』を考える

若者に人気のYOASOBIがNHK紅白歌合戦に初出場!

初の無観客開催となる第71回NHK紅白歌合戦にYOASOBIが初出場し、今年最大のヒット曲『夜に駆ける』を公共のメディアで初披露します。YOASOBIは、ボーカロイドプロデューサーAyaseとボーカリストikura(幾田りら)による2人組の音楽ユニットで、ソニー・ミュージックエンターテイメントが運営する小説・イラスト投稿サイト(monogatary.com)に投稿された小説を題材に作曲しており、Ayase/YOASOBIのユーチューブチャンネルは登録者数が約104万人、総再生回数は3億1,000万回以上(11月上旬時点)と絶大な人気を誇っています。

『夜に駆ける』の題材となった小説のテーマとは

『夜に駆ける』は、星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』(当初のタイトルは『夏の夜、君と僕の焦燥。』)を題材とした1stシングル(第1章)で、これがYOASOBIのデビュー曲となります。タナトスはギリシャ神話で「死神」を表し、精神科医フロイトの説明によると「死への誘惑」(自殺願望)と解釈されます。原作は、主人公の男性のもとに、死に対する欲動(タナトス)に魅せられた彼女から『さよなら』のLINEが届き、飛び降り自殺をはかる彼女を引き留めようとする男性の心理状況が描かれており、基本的に自殺を肯定的に捉えたショッキングな内容となっています。それを題材にした楽曲『夜に駆ける』が公共の電波を使って全国へ放送されるわけですから(放送したことで自殺者が増えるとは思いませんが)、NHKも思い切った決断をしたと言えるでしょう。

コロナ禍に振り回された今年1年を振り返って

ただ今年1年を振り返って気がかりなのは、(ご本人にしか分からない特別な理由や事情があるにせよ)芸能・スポーツ界で若年層の自殺者が非常に多かったことです。女子プロレスラーの木村花さん(24)をはじめ、女性アイドルの鷹野日南(ひな)さん(21)、俳優の三浦春馬(はるま)さん(31)、女優でモデルの芦名星(あしなせい)さん(38)、女優の竹内結子さん(41)など......。新型コロナでは、コメディアンの志村けんさん(70)と女優の岡江久美子さん(63)が惜しまれつつも不帰の人となり、他にも「生きたくても生きられなかった」人たちが大勢いることを考えると、何とも遣り切れません。せめて大晦日の夜は、今年亡くなられた皆さんの素敵な笑顔を思い浮かべながらご冥福をお祈りしたいと思います(拝)。

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