「亡くなった後でもできる親孝行」とは...

両親の死に直面することが多い50~60代

厚生労働省が発表した簡易生命表によると、2019年の日本人の平均寿命は、男性が81.41歳、女性は87.45歳となり、男女とも過去最高を更新しました。亡くなられた方にお子さんがいらっしゃる場合、そのお子さんの平均年齢が何歳なのか分かりませんが、仮に第一子を授かった平均年齢が25歳だとすると(算出の根拠は、昭和30~40年代の女性の平均初婚年齢が約24歳だったことです)、父親の死はおよそ50代後半、母親の死は60代前半で経験していることになります(少し乱暴な計算ですが)。

身近な人の死を経験した方の4割以上が「心残りがある」と回答

また厚労省の2018年の調査によると、身近な人の死を経験された方を対象に「大切な人の死に対する心残りの有無」を尋ねたところ、42.5%が「ある」と回答。その方たちに「どうしていたら心残りがなかったか」を尋ねると、「苦痛がもっと緩和されていたら」(39.8%)、「あらかじめ人生の最終段階について話し合えていたら」(37.3%)、「望んだ場所で最期を迎えていたら」(25.3%)、「信頼できる医療や介護関係者等と出会えていたら」(19.9%)などが上位を占めていました。必ずしも大切な人=両親とは限りませんが(あるいは人ではなく、ペットだという人もいるかも知れません)、心残りの有無は、生前の親子関係によっても結果は違ってくるでしょう。不仲や音信不通であれば、コミュニケーションを取ることすら難しいからです。過去の許しがたい言動やわだかまりなどもあり、一筋縄にはいきませんが、まずは親子で何でも話し合える環境を整えることが大切だと思います。

史上2番目の最年少で通算2,000本安打を達成した巨人の坂本選手も

大切な方がすでに他界している場合は、その心残りをどう受け止め、消化し、自分を納得させるか、それを教訓としながら、今後の人生に反映させるしかありません。「亡くなった後でもできる親孝行」があるとしたら、その一つがお墓参りではないでしょうか。今シーズンのプロ野球で通算2,000本安打を達成した巨人の坂本勇人選手は、試合後の記者会見で「オフになったらお墓参りに行って、(47歳で亡くなった母へ)報告したい。今日の2,000本目のヒットもどこかで見てくれていたのでは」と語っていたのがとても印象的でした。

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