東日本大震災から9年を迎えて

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地震発生の午後2時46分

今年2020年3月11日で東日本大震災から9年が経過しました。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、岩手・宮城・福島の3県では自治体主催の追悼式が相次いで中止となり、献花台の設置など規模を縮小して実施されました。地震発生時刻の午後2時46分、私は仕事で外出中でしたが、街頭のスピーカーから「その時」を知らせる放送があり、1分間の黙祷を呼び掛けていました(幸い、人気(ひとけ)のない閑静な住宅街でしたので、この瞬間に多くの祈りが捧げられていることを意識しながら、私も黙祷しました)。後で知ったことですが、当日の同時刻過ぎ、宮城県名取市の震災メモリアル公園上空に大きな虹が現われたそうです(各地での目撃情報が写真とともにネット上に多数アップされています。写真上は2017年1月撮影時のもの。)。

震災復興が進む一方で...

この震災による死者は15,899人、行方不明者は2,529人(3月10日、警察庁発表)ですが、それ以外の震災関連死(避難生活による心労や自殺等による死亡)が3,739人に上ることも忘れてはなりません。常磐線の全線復旧など震災復興が進む一方、福島県双葉・大熊・浪江の3町の広範囲とその周辺部(南相馬市、富岡町、葛尾村、飯舘村の各一部)は、いまも帰還困難区域に指定されており(市町村長が発行する通行証がないと立ち入りできない)、47,737人もの方々がいまなお避難生活を余儀なくされています。

お墓があること、お参りできること

7年ほど前、線量計を携帯して帰還困難区域にある墓地を訪ねたことがありますが、立ち入りが制限される中お参りに来たと見られるお墓があった一方で、3年ほど前の別の地区では、避難指示が解除されたにも拘わらず、お骨だけを無断で持ち出して、墓石そのものは放置されたお墓もありました。お骨を既存の墓地から別の墓地へ移す(改葬)には行政・管理者への手続きが必要ですが、そのお骨はいまどこにあるのでしょうか。全国的に改葬件数は増えつつありますが、震災の記憶が薄れつつある昨今、安易な理由で墓石を解体・撤去(いわゆる墓じまい)することなく、お墓がある喜び、お参りできることの有難みを今一度、噛みしめるべきなのかも知れません。

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