江戸城の天守閣は再建できるのか

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江戸城の天守閣は再建できるのか

徳川家康が入城した1608(慶長8)年以降、徳川家が代々拡張してきた結果、周囲16kmという日本最大規模の城郭となった江戸城(別名「江城(こうじょう)」「千代田城」)。本丸の天守閣は、慶長度(1607年)・元和(げんな)度(1623年)・寛永度(1638年)と3度築かれましたが、日本最大とされる寛永度天守(5重5階地下1階、地上高約58m)は、1657(明暦3)年の大火で飛び火により全焼。その後、天守を再建する計画は何度かありましたが、約360年経った今日まで実現することはありませんでした。その幻とも言える寛永度天守の再建を目指しているのが、NPO法人江戸城天守を再建する会(当初は民間団体として平成16年設立)です。

現存の天守台にAR技術を使って天守再現へ

同会では、観光庁が推進する「観光立国」のシンボルとすべく100万人署名運動を各地やホームページ上で展開していますが、東京オリンピックを目前に控えた今年、その第一歩となる事業がいよいよ実現することになりました。現存する皇居東御所の天守台に、AR(拡張現実)技術を使って寛永度天守を再現することになったのです。文化庁文化財多言語解説事業として今年3月までに6ヵ国解説付きARアプリを完成させることになっており、同会では現在、その実現に向けて通常の寄付(1口1,000円)とは別に、「日本の絆基金」への支援(1口1万円)をお願いしているところです(確定申告により、支援額の約半分の税額が還付されるという)。

お墓参りで故人の動画やメッセージを表示できるARアプリも

実はARを活用したお墓参りに関するアプリもあり、故人が生前に作成した動画や写真のメッセージをお墓参りの際にスマホ等に表示できるようにしたサービスも実用化されています。余談ですが、昨年末のNHK紅白歌合戦では、"昭和の歌姫"こと美空ひばりさんがAI(人口知能)によって復活し、30年ぶりに新曲が披露されました(視聴者の反応は賛否両論でした)。果たしてAR版寛永度天守の評判はどのようなものになるのでしょうか...。同会ホームページ(https://npo-edojo.org)には、CGの復元画像も公開されていますが、それがAR技術によって、現実空間にどれだけリアルに再現されるのか、今から楽しみです。

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