ブーム到来? 皇室墓地の参拝記念スタンプ「御陵印」集め

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東京・八王子市にある武蔵陵墓地

武蔵陵墓地は、東京都八王子市長房町にある皇室墓地で、現在、大正天皇・貞明(ていめい)皇后・昭和天皇・香淳皇后の4陵が造営されており、それぞれ順番に「多摩陵(たまのみささぎ)」「多摩東陵(たまのひがしのみささぎ)」「武蔵野陵(むさしののみささぎ)」「武蔵野東陵(むさしののひがしのみささぎ)」と呼ばれています。そして今年4月30日に退位された上皇(明仁さま)と上皇后(美智子さま)の両陛下も、いずれこの武蔵陵墓地に埋葬されることになっています。

上皇・上皇后両陛下が希望される墳墓とは?

現存の4陵はいずれも個別に造営されていますが、「今後の御陵及び御葬儀のあり方について」宮内庁から上皇・上皇后両陛下のお気持ちとして公式文書が発表されており、それによると簡素化のため葬儀は火葬とし、従来の御陵よりも規模を縮小し、同じ玉垣内に2つの墳墓を並べて造られるそうです。上皇陛下は当初、一つの墳墓に夫婦で入る(合葬する)ことを望まれていましたが、上皇后陛下は「あまりにも畏れ多いこと」と辞退され、「それなら、せめて同じ敷地内に並んで造ろう」ということになったようです。

「御陵印」は全国5ヵ所の事務所で

今年1月11日付けの本コラムで「寺院や神社でもらう御朱印とは?」を取り上げましたが、実は御陵にも「御陵印(皇陵印)」というものがあります。御陵印をいただくには、以前は1都2府5県にある御陵に行く必要がありましたが、現在は全国5ヵ所の陵墓監区事務所(多摩・桃山・月輪(つきのわ)畝傍(うねび)古市(ふるいち)で管理されています(いずれも無料。ただし御朱印と違って、自分で押印する)。各事務所が管理する御陵印の数は、多摩で2印、桃山(京都市伏見区)で29印(神代3陵の3印を含む)、月輪(京都市東山区)で18印、畝傍(奈良県橿原市)で30印、古市(大阪府羽曳野市)で17印あり、合計96印あるそうです。多摩を除けば、他の4つは関西にあるので、効率よく回れば比較的容易にすべて集めることができるでしょう。御陵にもそれぞれ異なる特色や雰囲気があり、やはり参拝すると清々しい気持ちになります。御朱印ほど有名ではないので、いまが御陵印を集めるチャンスです。関心のある方は、時間を作って訪ねてみてはいかがでしょうか(ただし多摩以外は御陵印の数が多いので、時間に余裕をもって訪ねることをお勧めします)。

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